”シニア人材・技術者 求人がアツイ!” ReKG(リケジィ)インタビュー Vol.6 青木勝さん

シニア技術者人材の求人ニーズが高まっています。アクシスコンサルティングでは、シニア技術者人材のコミュニティ、チームReKG(リケジィ)を運営しています。
ここでは、チームReKG(リケジィ)のメンバーである、モノづくりフェローの方々をインタビュー形式で紹介していきます。

プロフィール

●お名前 青木 勝さん
●年齢 67歳(2017年5月時点)
●略歴 国内大手電気メーカーでプレス加工の技術を極め、定年後は、2008年からいわき市のプレス加工メーカーの工場長を務める。その後、タイや中国の製造業の技術顧問などを手がけ、2015年12月からバングラデシュの自動車メーカーの生産改善に取り組む。

自分の得意とするプレス加工技術や工場改善の分野でもっと自分の活躍の世界を広げたいと思って、外に出ました。

― チームReKG(リケジィ)の一員として、技術顧問のお仕事に関わられたきっかけは何ですか。

青木:4年ほど前に、中国の案件でアクシスコンサルティングさんからコンタクトがあり、そのときは決定しなかったのですが、それから折あるごとにコミュニケーションを取るようになり、昨年12月から本格的にバングラデシュの仕事に関わるようになりました。

― それ以前のご経歴をお聞かせください。

青木:国内の大手電気メーカーで定年まで勤めあげ、その後1年半ほど、福島県のいわき市のプレス加工の会社で工場長を務めていました。その後タイや中国の製造業で技術顧問をしておりました。

― 前職の会社で定年延長などは考えませんでしたか。

青木:当時は、定年延長制度はなく、関連会社で嘱託の仕事はあったのですが、自分の得意とするプレス加工技術や工場改善の分野でもっと自分の活躍の世界を広げたいと思って、外に出ました。

― 今関わっておられるプロジェクトについて教えてください。

青木:バングラデシュの自動車メーカーなのですが、これまで中国で製造していた車体部品をバングラデシュでの現地製造に切り替えることになり、現地でのプレス加工が必要になりましたので、私の得意分野とマッチし、お手伝いすることになりました。

あまりにもスムーズにいくとおもしろくない。スムーズにいかないところを乗り越えるところに面白みがあるんですよね。

― 具体的にはどのようなことをしておられますか。どのようなご苦労があるのですか。

青木:これまで中国で作っていたボディ、シャーシの部品をバングラデシュの現地で作るためには、図面がないといけません。そこで、中国の部品メーカーに見に行ったのですが、図面がありませんでした。ですから、まずは図面を作ってもらうところを探しました。
その図面で、金型を造るわけですが、中国で金型を造るには品質に不安がありました。ですから、生産方式を考えないといけません。NCT(多品種少量生産用プレス)の設備を持っているところがたまたま近所にあり、そこを使うことにしました。
それ以外にも200ほどの小物部品をまとめ直して、これは日本で金型を作って、日本から持っていくなど、いろいろと工夫をしています。

― けっこう、バングラデシュや中国に出張されることは多いのですか。

青木:多いときは、月に10日ほどは、バングラデシュや中国に行っていました。その後中国で仕上がった図面を検図して修正する仕事や、日本での金型手配などは日本でやっていました。この検図が大変な作業でした。

― 技術顧問として稼動されるのは月間どれくらいでしょうか。

青木様:月に半分ぐらいの稼動でしょうか。日本で検図をしているときは、寝る暇を惜しんでやっていましたが(笑)。技術顧問としては、週の50~60%ぐらいの稼動がベストですね。顧問で2,3社担当して、フルになると、頭をリフレッシュするのが難しいです。

― 技術顧問のお仕事でおもしろいところはどういうところでしょうか。

青木:やはり、モノができていくのはおもしろいですね。苦労があっても、モノが形になっていくと嬉しいです。バタバタするとけっこう愚痴が出るのですが、あまりにもスムーズにいくとおもしろくない。あまりにも大変だとしんどいのですが、スムーズにいかないところを乗り越えるところに面白みがあるんですよね。

おもしろいことが一番です。やはり納得できる仕事をしたいですね。

― 仕事をしているうえで大切にしている考え方はありますか。

青木:モノづくりの目標は世界どこへ行っても同じ。でも、山への登り方が違うわけです。道がちがうだけ。相手のやってきた過去のことも大事にしないといけない。価値観、国の状況が違うことも考えないといけません。

― 今後のキャリアについてはどうお考えですか。

青木:半分は海外、半分は日本でやりたいですね。私はT型人間なんです。タテに柱として伸びる深い技術と、横に幅広い技術を持つという意味です。タテの柱を何本かつけたいですが、自分の年代では柱はなかなか太くなりません(笑)。
海外での仕事のおもしろいところは、その国の人たちがどれだけ成長したか、それを実感できることですね。また、今後も新しい技術を、少しずつでもいいので習得していきたいです。一昨年からCADを少しやり始め、今回の図面確認などにも役に立ちました。

― モノづくりの技術者というのは、いつまでたっても常に新しい技術への探求心があるものなのでしょうか。

青木:そうですね。今でも展示会などによく行きます。今やっている方法より、もっといいやり方がないかと、いつも考えています。

― 若い人に技術を伝承したいという思いもありますか。

青木:はい、今自分がやっているのは、すべてそうだと思っています。若い人に自分たちが経験してきたことを、失敗経験も含めてどんどん伝えていきたいです。伝えられるものはみんな伝えておきたいですね。

― 仕事をするうえで、収入とおもしろさでは、どちらの方が大事ですか。

青木:おもしろいことが一番です。やはり納得できる仕事をしたいですね。

― 青木さん、今日はどうもありがとうございした。

※こちらでインタビューの映像もご覧になれます。

2016年8月31日
インタビュアー:チームReKG(リケジィ) ファシリテーター ナレッジサイン 吉岡英幸

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