”シニア人材・技術者 求人がアツイ!” ReKG(リケジィ)インタビュー Vol.3 宮内秀幸さん

シニア技術者人材の求人ニーズが高まっています。アクシスコンサルティングでは、シニア技術者人材のコミュニティ、チームReKG(リケジィ)を運営しています。
ここでは、チームReKG(リケジィ)のメンバーである、モノづくりフェローの方々をインタビュー形式で紹介していきます。

プロフィール

●お名前 宮内 秀幸さん
●年齢 71歳(2017年1月時点)
●略歴 国内の大手電気メーカーにて電線の開発に従事。その後、外資系電気メーカーに転職し、日本やアジアの事業ユニットの責任者、CIOなどを歴任。直近では、2014年から中国の電線メーカーで新製品開発や品質管理などに従事しています。

日本と中国を2週間単位ぐらいで行き来するなど、柔軟な体制で仕事ができるということで、お受けしました。

― モノヅクリフェローとして活動される以前の経歴についてお聞かせいただけますか。

宮内:国内の電気メーカーに25年ほどいまして、50歳の少し前に、アメリカの会社にヘッドハンティングされて転職しました。そこで、日本の事業部長や、アジアの事業ユニットの責任者などをやっていました。また、ロジスティクスなども担当しました。
その後、ERPの導入に伴って、そのプロジェクトの責任者となり、ERPが無事導入されると同時にCIOに就任しました。

― モノづくりフェローとして登録されたきっかけをお聞かせください。

宮内:当時はイギリスのバイオセンサー関連の会社の仕事をしていたのですが、ある人材紹介会社に登録していたところ、アクシスコンサルティングのキャリアカウンセラーの方から連絡をいただきました。中国でのお仕事と聞いて、「中国に行きっぱなしになるのはいやだな」と思ったのですが、日本と中国を2週間単位ぐらいで行き来するなど、柔軟な体制で仕事ができるということで、お受けしました。

― 直近で関わっておられたプロジェクトについてお聞かせください。

宮内:2014年から、中国の電線メーカーで新製品開発や品質管理のプロジェクトに2年ほど関わっていました。
最初は耐火ケーブルの開発でした。コルゲートをやわらかくしたいということ。また、ノンハロゲンでの電線開発。その他、工場の品質レベルをいかに上げるかというプロジェクトなどでした。

できないことが、できるようになる。彼らが成長していくこと。まずはこれが一番ですね。

― そのようなプロジェクトで、技術顧問としてどのように関わっていくのですか。

宮内:まず、どういう材料を選択するのか、そしてその材料を使ってどう作るのかを教えます。日本から「この材料を使ってください」と、材料を持っていけば簡単なのですが、そうするとコストが高くつくので、現地調達してもらう。しかし、材料の選び方を教えても、それをもとに自分たちで材料を見つけてきて、作ることができないのです。
そこで、私が現地の材料を見つけてあげるところまでやります。私自身は中国語ができないので、英語ができる中国材料メーカーを見つけて、交渉し、材料調達までやりました。製造も、細かく製造仕様書を書いて「こういう風に作ってください」と細かい指導をしました。

― そういうやり取りのためには、やはり頻繁に現地に行く必要があるのですか。

宮内:実は、ほとんどはスカイプを通じた電話会議です。それで十分意思疎通ができます。

― そのプロジェクトを通じたおもしろさはどこですか。

宮内:最初は、技術的な知識がない人たちに指導していくことで、できないことが、できるようになる。彼らが成長していくこと。まずはこれが一番ですね。

― 仕事を通して大切にしていることは、どのようなことですか。

宮内:やはり工業製品ですから、一定の割合で不良が出たり、お客様の満足のいかない品質のものが出たりします。そのときに大切なのは、お客様に対して誠実であること。

どのような技術分野で、どれぐらいの規模の仕事、どれだけの人員のマネジメントができるのか、をきちんと見ないといけません。

― 今後、何歳ぐらいまで仕事をし続けていたいですか?

宮内:100歳で現役サラリーマンという人がいると聞いたことがあります。そういうのもいいですね。

― 自分の技術を伝承したい、後進を育成したい、という思いはありますか。

宮内:はい。これまでもずっとそうしてきましたので。そういう思いは常にありますね。

― シニア技術者を企業が採用しようとする際に、重要な点は何でしょうか。

宮内:学歴や会社歴を見ることには、あまり意味がないでしょう。どのような技術分野で、どれぐらいの規模の仕事、どれだけの人員のマネジメントができるのか、をきちんと見ないといけません。

― 若い方が、今後マネジメントをしていくうえで、アドバイスしていることは何かありますか。

宮内:決断力を鍛える訓練をしておくことをよくアドバイスします。若い人には、何かを決めなければいけないときに、上司に相談する前に自分で結論を考えておけ、とよく言っています。そして、上司と判断が違う場合には、その差をちゃんと分析することをせよ、と言っています。

※こちらでインタビューの映像もご覧になれます。

2016年8月31日
インタビュアー:チームReKG(リケジィ) ファシリテーター ナレッジサイン 吉岡英幸

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